2026
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ラバーダムを使う根管治療の重要性とは
「歯がズキズキ痛い」「噛むと痛い」「歯ぐきが腫れている」などの症状で歯科医院を受診される方の中には、歯の根っこや神経にトラブルを抱えているケースが多くあります。特に、歯の根の先に膿がたまり、周囲の骨が溶けてしまっていることも少なくありません。
根管治療は、感染した神経や細菌を取り除き、できるだけ歯を残すために行う大切な治療です。しかし、歯の根の中はとても細く複雑な形をしているため、治療には高い精度と清潔な環境づくりが求められます。
今回は、根管治療で使用する「ラバーダム」の重要性について、東新宿の歯医者「東新宿じん歯科」が解説します。
根管治療では、歯の内部に入り込んだ細菌を取り除き、再び感染しにくい状態を目指します。その際に重要な役割を果たすのが「ラバーダム」です。ここでは、ラバーダムの基本的な役割について解説します。
1. 根管治療で使うラバーダムとは?
①治療する歯だけを隔離するゴムのシート
ラバーダムとは、治療する歯だけをゴムのシートで隔離する処置のことです。治療中に唾液や細菌が歯の中へ入り込まないようにし、清潔な環境で根管治療を行うために使用します。②唾液に含まれる細菌の侵入を防ぐ
お口の中には多くの常在菌が存在しています。根管治療中に唾液が歯の中へ入ってしまうと、唾液に含まれる細菌によって再感染が起こる可能性があります。③再治療のリスクを減らすために重要
治療後、数年経ってから根の先に膿がたまり、周囲の骨が溶けてしまうことがあります。こうなると、せっかく良い被せ物を入れていたとしても、根の治療から一からやり直しが必要になることもあります。④清潔な環境で治療を進めるために使用する
根管治療では、感染源を取り除くだけでなく、治療中に新たな細菌を入れないことが重要です。ラバーダムは、歯の中に細菌を入れないための環境づくりに欠かせない処置です。 根管治療は、細菌との戦いともいえる治療です。ラバーダムを使用することで、治療する歯を唾液から隔離し、より清潔な環境で治療を進めやすくなります。2. 根管治療でラバーダムが重要な理由
根管治療は、ただ神経を取るだけの治療ではありません。感染した部分を取り除き、再感染を防ぎながら、歯を長く残すことを目指す治療です。ここでは、ラバーダムが重要とされる理由を解説します。①唾液や細菌の侵入を防ぐため
ラバーダムを使用する大きな目的は、唾液や細菌の侵入を防ぐことです。根管治療中に歯の内部へ細菌が入ってしまうと、治療後の痛みや腫れ、膿の再発につながる可能性があります。②治療中の安全性を高めるため
根管治療では、消毒のための薬液や小さな器具を使用します。ラバーダムを装着することで、薬液や器具が舌や頬、喉の方へ流れにくくなり、患者様の安全性にもつながります。③再感染を防ぐため
根管治療後の再発には、ラバーダム防湿をしていないこと、洗浄不足、充填不良、被せ物の隙間などが関係することがあります。ラバーダムは、その中でも「治療中に細菌を入れない」という重要な役割を担っています。③治療の精度を高めるため
清潔な環境を保ちながら治療を進めることで、根管内の洗浄や消毒、充填をより丁寧に行いやすくなります。根管治療の精度を高めるためにも、ラバーダムは重要な処置です。 ラバーダムを使えば必ず再発を防げるというわけではありませんが、根管治療の成功を目指すうえで、清潔な環境を整えることは非常に大切です。3. 当院が大切にしている精密な根管治療
東新宿じん歯科では、できる限り歯を残すために、根管治療の一つひとつの工程を大切にしています。当院の根管治療で重視しているポイントを解説します。①保険診療でもラバーダムを使用
当院では、保険診療の根管治療においてもラバーダムを使用し、唾液や細菌の侵入を防ぐ清潔な環境づくりを大切にしています。根管治療は、治療中に細菌を入れないことがとても重要です。②必要に応じてCTで原因を立体的に確認
歯の根の形は人によって異なり、複雑に曲がっていたり、細かく分かれていたりすることがあります。必要に応じてCTを使用することで、歯や骨の状態を立体的に確認し、原因を把握したうえで治療を進めます。③マイクロスコープで細部を確認
マイクロスコープを使用することで、肉眼では見えにくい根管内を拡大して確認できます。根管の入り口や感染している部分、細かな汚れを確認しながら処置を行うことで、より精密な治療につながります。④Ni-Tiファイルを用いた丁寧な処置
当院では、Ni-Tiファイルというしなやかな器具を使用し、複雑な根管の形に沿って感染源を除去します。必要最小限の切削にとどめ、健康な歯質をできる限り残すことを大切にしています。インターネット上にはさまざまな情報がありますが、古い内容や特殊なケースが強調されていることもあります。現在主流の歯科用インプラントであれば、多くの場合は検査が可能とされています。自己判断せず、医療機関に確認することが大切です。⑤バイオセラミックシーラーによる密封
感染源を取り除いた後は、根管内をしっかり密封することが重要です。当院では、生体親和性の高いバイオセラミックシーラーを用いて、根管内を三次元的に密封することを目指します。 根管治療は、根の中だけをきれいにすれば終わりではありません。外側の被せ物まで見据え、細菌が再び入り込むルートをできる限り断ち切ることが大切です。当院では、根管内と被せ物の両方から再感染を防ぐ“二重の封鎖”を意識して治療を行っています。4. 東新宿の歯医者 東新宿じん歯科の根管治療
東新宿じん歯科では、「できる限り歯を残すこと」を大切に、精密な根管治療に取り組んでいます。歯の痛みや腫れ、過去に治療した歯の違和感がある方、他院で抜歯が必要と言われた方も、まずは一度ご相談ください。<東新宿じん歯科の根管治療の特徴>
①保険診療でもラバーダムを使用
唾液や細菌の侵入を防ぎ、清潔な環境で根管治療を行うために、保険診療でもラバーダムを使用しています。② マイクロスコープを使用した精密な治療
肉眼では見えにくい根管内を拡大して確認し、感染源や細かな汚れを丁寧に確認しながら治療を進めます。③必要に応じてCTで原因を確認
歯の根の形や骨の状態を立体的に確認することで、症状の原因を把握し、治療計画に活かします。④歯質をできる限り残す治療
Ni-Tiファイルを用いて複雑な根管に対応し、必要最小限の切削で感染源の除去を目指します。⑤再感染を防ぐための密封を重視
バイオセラミックシーラーを用いた根管内の密封と、被せ物まで見据えた治療により、再感染リスクをできる限り抑えることを目指します。 東新宿じん歯科では、根管治療を「痛みを取るためだけの治療」ではなく、大切な歯を長く残すための治療と考えています。気になる症状がある方は、お気軽にご相談ください。▼根管治療についての詳細はこちら
根管治療
まとめ
ラバーダムは、根管治療を清潔な環境で行うために重要な処置です。治療中に唾液や細菌が歯の中へ入り込むのを防ぐことで、再感染のリスクを減らし、より精密な治療につなげることができます。根管治療後の再発には、ラバーダム防湿をしていないこと、洗浄不足、充填不良、被せ物の隙間などが関係することがあります。そのため、根管治療では感染源を除去するだけでなく、細菌を入れない環境づくりと、治療後に再感染させない密封が大切です。 東新宿じん歯科では、保険診療でもラバーダムを使用し、必要に応じてCTやマイクロスコープ、Ni-Tiファイル、バイオセラミックシーラーを活用した根管治療を行っています。歯の痛みや腫れ、過去に治療した歯の違和感、抜歯を避けたいというお悩みがある方は、東新宿徒歩1分の歯医者「東新宿じん歯科」までお問い合わせください。【監修】東新宿じん歯科 院長 櫻田 尽
【経歴】
2013年3月 東京医科歯科大学卒業
2013年4月 東京医科歯科大学歯学部附属病院 臨床研修医
2014年4月 医療法人社団歯友会赤羽歯科 川口診療所 歯科医師
2020年10月 医療法人社団歯友会赤羽歯科 川口診療所 副院長
【所属学会・認定資格】
日本口腔インプラント学会 専修医
ITIメンバー
歯科医師臨床研修指導歯科医
インビザラインドクター
日本歯内療法学会 正会員
日本歯科審美学会 正会員