精密治療への想い
歯科は“見えるものしか治せません”。
見えないまま治療を始めてしまうと、正確な原因が分からず、いつまで経っても治らなかったり再発を繰り返してしまったりします。
だから当院はマイクロスコープやルーペによる拡大視野×CTを標準にし、問題をミクロン単位で可視化してから治療します。
現代の補綴(被せ物・詰め物)の適合精度は、おおよそ50µm程度ですが、肉眼の識別限は70 µm〜110 µm。つまり肉眼だけでは“数十〜100µmレベル”の適合差を厳密に見分けるのは難しいのです。
当院はマイクロスコープやルーペを用いた拡大視野と、歯科用CTを用いて問題を正確に確認し、確実性を高めることで、できるだけ最小限の治療で、かつできるだけやり直すことのないように治療していきます。
How to 精密治療とは
精密治療とは、肉眼では見えにくい微細な部分まで診査・診断し、精密な治療を提供する歯科医療のアプローチです。東新宿じん歯科では、マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)やルーペ(拡大鏡)などの拡大視野での治療を中心に、繊細な技術と高品質な材料を用いて、長期的に安定した治療結果を目指しています。
Case
東新宿じん歯科の
精密治療が選ばれる理由
マイクロスコープを用いた
精密治療
東新宿じん歯科では、歯科用マイクロスコープを導入し、肉眼の約20倍以上の倍率で口腔内を詳細に観察しながら治療を行います。
これにより、下記のような
期待ができます。
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微細な虫歯や亀裂の発見が可能に |
治療の精度が飛躍的に向上 |
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神経を残せる可能性が高まる |
歯の削りすぎを防止 |
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治療時間の短縮と患者様の負担軽減 |
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審美性の高いCR修復
東新宿じん歯科では、前歯の小さな欠けや変色、隙間などの審美的な問題に対して、高品質なコンポジットレジン(CR)を用いた修復を行っています。
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天然歯に近い透明感と色調の再現 |
歯を最小限に削る保存的な治療 |
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複雑な色調や形態の再現 |
一回の来院で完了する即日治療 |
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リーズナブルな費用で高い審美性を実現 |
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ガミースマイル改善
当院では数少ない「ガミースマイル」の専門的治療を提供しております。笑顔の際に歯茎が過剰に露出することでお悩みの方に、複数の専門治療法から最適なアプローチをご提案します。
当院で行うガミースマイル治療法
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歯冠長延長術
歯茎の一部を外科的に切除して歯の見える部分(歯冠)を長くする処置です。
フラップ手術法:局所麻酔下で歯肉を剥離し、必要に応じて歯槽骨も整形して歯冠長を確保します
歯肉切除法:過剰な歯肉のみを除去するシンプルな方法で、回復が早く痛みも少ない特徴があります -
ボツリヌストキシン注射
笑った際に上唇を過剰に引き上げる筋肉の働きを抑制する非外科的な治療法です。
- 上唇を引き上げる筋肉(上唇挙筋など)に少量のボツリヌストキシンを注入
- 注射から約2〜3日後から効果が現れ、3〜6ヶ月程度持続
- 麻酔クリームで痛みを軽減し、短時間(約15分)で終了する低侵襲治療
- 必要に応じて定期的な追加治療で効果を維持
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口腔前庭狭小術
(リップリポジショニング)上唇の動きを制限することで、笑った際の歯茎の露出を減少させる手術法です。
- 上唇の内側と歯茎の境目となる部分(前庭)の粘膜を部分的に切除し、上唇の位置を下げる
- 局所麻酔下で行う約30〜60分程度の処置
- 術後1〜2週間程度で日常生活に支障なく復帰可能
- 自然な笑顔を維持しながら歯肉の露出を抑制できる効果的な方法
治療選択の考え方
ガミースマイルの原因は複数あり、
それぞれに最適な治療法が異なります。
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骨格性の問題: |
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歯肉過形成: |
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短い臨床歯冠: |
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上唇の過剰な可動性: |
当院のガミースマイル治療の特徴
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精密な診断
CTや口腔内写真分析により、ガミースマイルの正確な原因を特定
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個別化された治療計画
患者様の顔の形態、笑顔のパターン、希望に合わせたオーダーメイド治療
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低侵襲アプローチ
可能な限り痛みや腫れを抑えた治療法の提供
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自然な美しさの追求
不自然さのない、調和の取れた笑顔の実現
ルーペを用いた日常診療
東新宿じん歯科では、通常の診療においても、ドクターがルーペ(拡大鏡)を装着して診療を行います。
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2.5倍~5倍の拡大視野での治療 |
細部まで確認しながらの丁寧な処置 |
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見落としのない正確な診断 |
マイクロスコープと併用した総合的な精密診療 |
精密診療の主な施術内容
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精密虫歯治療
通常の肉眼では見落とされがちな初期虫歯や、詰め物の周囲に発生した二次虫歯を早期に発見・治療します。最小限の削除で健全な歯質を最大限に保存し、天然歯に近い色と形態の修復を行います。
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精密根管治療
マイクロスコープを用いて、根管内の複雑な形態を詳細に把握し、見落としのない清掃と充填を行います。再治療のケースでも、高い成功率で歯の保存を実現します。
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精密審美修復
前歯部のわずかな変色や形態の問題に対して、天然歯の色調と形態を分析し、多層的なCR修復を行います。マイクロスコープを使用することで、接着面の細部まで処理し、長期的に安定した審美修復を実現します。
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精密クラウン・
インレー治療被せ物や詰め物の適合性は、その寿命を左右する重要な要素です。東新宿じん歯科では拡大視野で細部まで確認しながら調整を行い、微小なすき間のない精密な修復物を提供します。
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精密予防歯科
歯垢や歯石の付着状況、初期の歯肉炎症などを拡大視野で確認しながら、隅々まで丁寧なクリーニングと患者様への指導を行います。小さな問題を早期に発見・対処することで、大きな治療を未然に防ぎます。
Flow 精密診療の流れ
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STEP 01精密検査
マイクロスコープやルーペを用いた詳細な口腔内検査と、必要に応じたレントゲン・CT撮影を行います。
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STEP 02診断と治療計画
検査結果をもとに、患者様のお口の状態と課題を詳しく説明し、最適な治療計画をご提案します。
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STEP 03精密治療
拡大視野での処置により、正確で繊細な治療を提供します。治療の過程も必要に応じて画像や動画で記録し、説明に活用します。
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STEP 04術後評価
治療後も拡大視野で結果を確認し、微調整や追加処置の必要性を判断します。
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STEP 05メンテナンス
定期的な精密検査とクリーニングにより、治療結果の長期的な維持と新たな問題の早期発見を目指します。
精密診療のメリット
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最小限の侵襲
必要な部分だけを正確に治療することで、健康な組織を最大限に保存
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治療の長期安定
精密な処置により、修復物の適合性や耐久性が向上
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早期発見・早期治療
小さな問題段階で対処することで、大きな治療を回避
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審美性の向上
細部にこだわった処置により、自然で美しい仕上がりを実現
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患者様の理解促進
マイクロスコープの画像を用いて、お口の状態を視覚的に説明
Faq
精密診療に関する
よくあるご質問
精密診療は通常の治療より時間がかかりますか?
初回の詳細な検査には時間をかけますが、その後の治療は効率的に進められることが多く、結果的に来院回数が減ることもあります。何より治療の質と長期予後を重視した時間配分を心がけています。
精密診療は保険が適用されますか?
基本的な診査・診断やシンプルな処置は保険適用となることもありますが、審美修復や特殊な技術を用いる治療は自費診療となります。詳しくは治療計画の際にご説明いたします。
マイクロスコープでの治療は痛みが少ないですか?
はい。拡大視野で患部を確認しながら治療するため、健康な部分への不必要な刺激を避けられ、痛みを最小限に抑えることができます。また、麻酔の注射も精密に行うため、痛みを感じにくい治療が可能です。
予防歯科も精密診療で行うメリットはありますか?
初期の虫歯や歯周病の兆候を早期に発見できるため、大きな治療に発展する前に対処できます。また、お口の状態を拡大画像でお見せすることで、セルフケアへのモチベーション向上にもつながります。